色々なVimについて会話整合性と正しい理解のために認知度が高いと思われる版を一覧化してみた
はじめに
vimの話をする際に、各自で使用しているvimの違いにより会話のズレが度々起こります。
何となく流行ったりしているvimに乗り換えてきたものの「使っているvim以外のvimについてはあまり把握していないな」と感じ、現在存在する各vimについて自身のおさらい含めて簡潔にまとめてみました。
おそらく使われていると思われるvimについて
細かく分けると本当にキリがないくらいあると思いますが、多く利用されていると思われるvimについて触れてみます。
- Vim
- GVim
- MacVim
- KaoriYa Vim
- MacVim-KaoriYa
- NeoVim
Vim
viを超えるエディタ(Vi IMproved)という面があります。種類あるvimの中でもインストールは一番容易いはずです。
brew install vim
GVim
GUI版です。設定ファイルはvimrc或いはgvimrcとなります。
MacVim
OSX向けのGVimです。設定の保存先は.gvimrcになります。vimとしても動きます。
KaoriYa Vim
Windows版 Vim/GVimに日本語対応が加わりました。Windows環境下で日本語編集もされる場合の選択肢になると思います。
MacVim-KaoriYa
MacVimにKaoriYa Vimのパッチと日本語化を加えた、KaoriYa VimライクなMacVimです。KaoriYa Vimに慣れていた人がMacを触る場合はMacVim-KaoriYaがお薦めです。
splhack/macvim-kaoriya: MacVim-KaoriYa
NeoVim
Vimのソースコードをリファクタリングして改善し続けているプロジェクトです。NeoVimでのみ利用できるプラグインも数多く存在します。
NeoVimにのみ備わっている機能も幅広く、作業環境を改善し続けていくうちに自然とNeoVimにたどり着くこともあるかと思われます。
Neovimがどういうプロジェクトなのかまとめ - Qiita
まとめ
各Vim毎に更に踏み込んでみようと思いましたが、沼が深すぎることを実感し(特にNeoVim)、一旦は一覧化迄としてみました。
私自身がKaoriYa VimとMacVim-KaoriYaを同一視していたりと、案外正確な理解と認識にはなっていなかったなと実感しているところです。
Linux環境以外で初めてVimを触る場合は、KaoriyaVimかMacVim-KaoriYaを選択すると捗るのではないかと思います。物足りなくなってきたらNeoVimに進んでみるのも一つの手です。